高度経済成長と日本人の価値観

高度経済成長と日本人の価値観

おはようございます。『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』のサイト運営管理責任者の味方良太郎です。

先日から新しいテーマに入りました。新しいテーマは『日本の問題点』です。

本サイトで田舎暮らしや理想の町について、様々な角度から説明してきておりますが、日本の問題点を理解しないままでは、田舎暮らしや理想の町も成功させることは難しいのです。

まずは、日本の問題点を理解してもらうことが大切なので、これからはそのことを時間をかけて詳しく説明したいと思います。

さて、日本の問題点は何でしょうか?

これまでに日本人の特徴として価値観の説明をしてきました。そして、昨日はその日本人の価値観を一言で表現すると『固定化』だと言いました。

それでは、この日本人の価値観としてしみついてしまっている『固定化』が、日本の問題点とどう関係があるのでしょうか?

昨日の続きですが、日本のどのような状態の時に、日本人の価値観である『固定化』は良い方に働き、どのような状態の時に、『固定化』は悪い方に働くのでしょうか?

それは、日本人の価値観である『固定化』でも、世の中が『流動化』して活発化している状態であれば、『固定化』でも問題が無いのです。

どういう事かと言いますと、戦後日本は、戦後復興の為に一生懸命に働き、アメリカや欧米の文化を取り入れ、人口も増加傾向にあり、インフラが急激に整備されることによって、世の中がどんどん『流動化』して活発化していきました。

日本人の根本的な価値観は『固定化』なのですが、戦後様々な要因が重なり高度経済成長を果たした日本は、人・物・情報が日本中を行き交うような状態になったのです。

このように、日本の状態が活性化や活発化している時には、日本人の価値観である『固定化』が悪い方に働く事はありません。例え『固定化』であっても、人や経済や情報が活性化している状態であれば、固定化の外にはみ出した部分が流動化するからです。

例えば人口で説明すると、同じ市内に10万人の人口が20年で15万人になったとします。極端な話ですが、今までに住んでいた10万人は『固定化』されたままだとしても、増えた5万人が『流動化』することになります。その流動化部分が、日本の経済効果に大きく作用します。

例えばお金で説明すると、給料が毎月30万円だった部分が、毎月40万円になっとします。今までは、30万円のうち生活費が25万円で5万円が貯金や預金に回していたとします。それが、毎月40万円入ることによって、10万円流動資金が増えることになります。10万円そっくりそのまま使うことはないにしても、半分程度は流動化します。つまり、貯金や預金ではなく、市場に流れるお金になるわけです。

結果的に、日本人の価値観である『固定化』という概念が世の中の活性化を遮ったとしていても、高度経済成長や日本の人口増加の時代であれば、その増加部分が『流動化』するために、日本の経済効果や活性化に繋がっていくわけなのです。

日本のこれまでの歴史から考えると、戦後からバブル崩壊時までは、そのまま日本人の価値観である『固定化』という概念が広まっていても問題はありませんでした。または、問題が目に見えづらい状況になっていました。

しかし、バブル崩壊後、更に人口が減少後は問題が徐々に露呈し始めました。

続きは明日また説明します。

本日もありがとうございました。