都会と田舎 ないものねだり

都会と田舎 ないものねだり

こんにちは。『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』のサイト運営管理責任者の味方良太郎です。

先日から始まった『都会暮らし 田舎暮らし』のテーマですが、本日は『ないものねだり』を説明したいと思います。

皆様はないものねだりをしたことがあると思います。例えば、子供の頃、オレンジジュースとリンゴジュースがあって、兄弟で分ける時に両方欲しくなかったですか?(笑い)。自分がオレンジジュースを選ぶとリンゴジュースが飲みたくなり、リンゴジュースを選ぶとオレンジジュースが飲みたくなるのです。

私も時々あります。私も以前はサラリーマンをしていたのですが、その時には自由な生活が出来る独立に憧れていました。今はもう独立していますが、時々サラリーマンに憧れるときがあります。自由でないサラリーマン時代でも、独立起業家にはないいい面もありました。そのいい面とは、独立起業してからでないと分からないのです。両方の経験をしてみて、やっと両方のいい面悪い面をしっかり理解できるようになりました。また、今ではその両方のいいとこ取りをすることも可能だという事も分かりました。

都会暮らしと田舎暮らしにおいても同じことが言えると思います。

都会暮らしの人は、田舎暮らしに憧れます。最近の調査では約4割の人が、田舎暮らしに憧れているらしいです。多くの都会の人は、満員電車や人ごみの生活にうんざりして、のんびりとした田舎生活に憧れるのです。実際に行動するかどうかは別として、今の暮らしにはないものに対して憧れを抱いてしまうのです。

反対に、田舎暮らしの人も都会暮らしに憧れがあったりします。田舎の不便な生活や、何もない生活になれている部分もありますが、テレビなどで見る楽しそうな街並みや暮らしに憧れを持つのです。今の生活では、決して得ることのないものが、都会では得られるかもしれないという期待感が、憧れに繋がるのです。

これらは、すべて『ないものねだり』なのですね。実際に反対側の立場に立って見れば分かると思います。憧れや抱いていたものと、実際は違うことも沢山あります。今までの暮らしの方が良かった部分も沢山あります。もちろん、思い描いたものが得られることもありますが、すべてが満足できるわけではありません。

考えてみれば、今までの暮らしでも得られることのできる満足感を、実際に行動に移していなかったことが分かります。

また、両極端の選択である『都会暮らしか田舎暮らしか』ではなく、その中間の選択があることも分かってくるのです。

多くの人が、初めての事なので、両極端な選択をしたがるものです。ですが、実際はその中間の選択もあり、『どっちが自分によりあっているのか?』と割合を考えると無限の選択肢があるのです。

人間は子供の頃から『ないものねだり』の生き方に慣れてきてしまっていますが、あるもので満足をして、無い物は今できる方法で対処することを考えることも大切なのです。

今の暮らしに満足することは、正に悟りを開いた人のように難しいことなのかもしれません。だからこそ、多くの人が『ないものねだり』になってしまうのですね。

都会の人が田舎を求め、田舎の人が都会を求める。光と影が一対のように、都会と田舎も表裏一体なのです。

どちらがいい物でも、どちらが悪い物でもありません。その両極端の間に我々は暮らしているのです。光と影の間を行ったり来たりしているにすぎません。

人間が『ないものねだり』をすることは人間の性(さが)であり、人間の本質なのかもしれません。

失って初めて気づくことが多いのです。都会にいるから田舎のよさを理解できるわけであり、田舎にいるから都会のよさも理解できるのです。

本来は片方だけの暮らししか知らないようでは、本質を理解していないことになります。

両方経験することにより、本来の都会暮らしと田舎暮らしの両方の良さと悪さを本当に理解することが出来、どちらに住んでも満足が出来る暮らし方が出来るのだと思います。

本日は以上です。

ありがとうございました。