大学と大学との交流

大学と大学との交流

おはようございます。『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』のサイト運営管理責任者の味方良太郎です。

『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』サイトでは、『世界平和村』や『理想の町』を創ることを目的とし、それには『自立』『交流』『移動』を日本に広げることが大切なことだと、昨日までに説明しました。

『自立』と『交流』と『移動』の3つは密接な関係があり、その中でも自立が一番大切なことも言いました。また、自立にも『精神的自立』『生活的自立』『経済的自立』の3つがあり、その中でも『精神的自立』が一番大切なことも説明してきました。

日本が今よりも成長発展していくためには『自立』『交流』『移動』は必須です。

『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』では、さまざまな交流を通して、自立と移動を促す構造にしています。

一つ目の交流は都会と田舎(地方)の交流です。単純に都会の人と地方の人だけの交流ではなく、地方自治体と都会の人との交流や、地方自治体と地元の住人との交流や自治体内部の交流なども生まれるのです。

二つ目の交流は自治体とボランティアの交流を活発化にします。

三つ目の交流は自治体と企業の交流です。自治体と企業の交流といってもその内容は主に下記の三種類あることを説明しました。

自治体と企業の交流の種類

①企業誘致する為の交流

②自治体と企業との連携によるまちづくり・町おこし・村おこし

③企業の社会的責任(CSR)との交流による、まちづくりや環境保全など

本日は四つ目の交流を説明したいと思います。

四つ目の交流とは大学との交流です。大学との交流もいろいろあります。主に下記の五つがあります。

①住民と大学との交流。

②自治体と大学との交流。

③企業と大学との交流。

④ボランティアと大学との交流

⑤大学と大学との交流

または、上記5種の組み合わせの交流。

昨日までは、①住民と大学との交流と②の自治体と大学との交流と③企業と大学との交流と④ボランティアと大学との交流を説明しました。

本日は、⑤の大学と大学との交流です。

大学と大学の交流と言うと、スポーツ合宿や合同研究が思いつきますが、その他の大学間の交流は余り多くないようです。

日本の大学では、国内の大学よりも外国の大学との交流に力を入れているようです。グローバル化に伴ない、海外に留学希望の学生も増えていますので、大学側も今までのようにアメリカ・中国・ヨーロッパのようなメジャーな国以外にも東南アジアや中南米やエジプトなど多彩な国の留学もできるように対応するようになりました。主に国立大学が海外の大学との交流に力を入れている場合が多いのですが、私立大学でも国際交流を図る大学が多くなってきました。

しかし、日本の国内の大学同士の交流はどうかいうとあまり、活発化しておりません。

例えば、東海大学はキャンパス間留学制度を行っています。これはどのようなものかといいますと、東海大学のキャンパスがある8校舎(北海道、東京、神奈川、静岡、九州、沖縄)にあるキャンパス間であれば、どこで勉強して単位が取得でき、違う学部の勉強もでき、大学を卒業できると言うものです。例えば、実家が東京にある人は東京か神奈川の校舎で勉強する人が多いと思いますが、途中の1年間を北海道や九州のキャンパスで自分が先行している学部以外の勉強をすることができ、多くの学問を学べる選択肢があります。メリットとしては他の学部の勉強が履修できるほか、他のキャンパスや地域の環境も体験することができるので、非常にいい刺激になり、学生時代に勉強以外の素晴らしい人生経験を積むことが出来ます。

東海大学のキャンパス間留学制度は、あくまで同じ一つの大学内での交流になりますが、これと同じようなことを大学同士で行えれば、もっと大学も学生も成長発展していきます。

例えば、学生は大学を選ぶ際に、自分が学べる内容がその大学にあるかどうかを大きな判断基準にします。今の学生は、一つだけを集中して学ぶよりも、あれもこれも学びたいと考える人も多くいます。A教育はX大学で学びたいけど、B教育はY大学で学びたいと考えて入学に迷う事もあります。大学を一度決めてしまえば、もう他の大学の教育を学ぶことができません。しかし、大学間の交流が進化して、単位留学が認められれば、どこの大学に入っても好きな勉強が学べるようになります。

このような制度が進めば、学生にとってどこの大学に入学するのかは大きな問題ではなくなってきます。『どこの大学?』よりも『なにを学んだのか?』が大切になってくるのです。大学側もそうなると大学のブランドよりも、『何を?誰が?教えるのか?』が大切な要素になってきます。如何にして全国から生徒が集まるような、講師と授業内容を発信できるのかが課題になるのです。

大学間の交流のメリットは、学問や単位取得制度だけにあるわけではありません。

地域のよって大学の考え方や趣向が違います。田舎の大学と都会の大学では当然違いますし、同じ都会や同じ地方でもやはり学校のカラーがあります。そのような違いを持った大学間が交流を持つことによって、お互いに『ないもの』を学ぶことができるのです。『ないもの』とは先ほどの学部や学科のことだけではなく、アイデアや感情や思想などです。

大学間が交流して、情報や思考を交換することで今まで無いようなアイデアや思考が生まれます。

大学の課題や地域の課題を解決するにも、一つの大学で考えるよりも、多くの大学と協力した方が素晴らしいアイデアや発見が生まれます。

前回までは、大学を優秀な教授や学生が集まった『知の集合体』と言いましたが、それでも一つの大学だけでは限界があります。多くの大学と『知の共有』をすることにより、『新たな知』が形成されるのです。

自分たちの大学の失敗例や成功例、大学の経営問題や運営方法や教育問題、地域とのつながり方やまちづくりまで、大学側が経験している事を他の大学と共有することによって、問題解決の能力が底上げされるです。

これは日本にとっても非常に素晴らしい事です。

大学と大学の交流は、大学側の成長発展だけではなく、日本の成長発展にも大きく寄与するのです。

本日は、以上です。

ありがとうございました。