まちづくりの渦や流れを作る 自立した人間

まちづくりの渦や流れを作る 自立した人間

おはようございます。『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』のサイト運営管理責任者の味方良太郎です。

昨日までは、まちづくりが成功するには、まちづくりを始める主体性のある人は誰か?そして、地元だけのことを考えているのではなく、どのようにして外部との交流を活発化していくのか?の2点にあることを述べました。

また、まちづくりを始める主体性のある人間は、ほとんどが昔からの古い住人ではなく、新しく入ってきた住人やNPOなどの外部の団体である場合が多く、地元の人だとしても若手で今までやり方に疑問を持っているような人たちが立ち上がるのだとも説明しました。

主体性のある人間と言っていますが、別の言い方をすれば、自立している人間です。これまでも、日本がより良くなっていくためには、自立社会の確立が必要だという事は何度も言ってきました。また、個人の自立には経済的自立と生活的自立と精神的自立があるのですが、精神的自立が何よりも大切だという事も述べてきました。

まちづくりを成功させている自治体には、必ずと言っていい程、この精神的に自立した人間が多くいることなのです。今までのように、何か地域で問題があると自治体や行政に文句や陳情を言っていた住人が、『自分たちにやらせてくれ、自分たちがやってもいいか?』と言うようになったのです。今までのように『やってくれ!どうにかしてくれ!』ではなくなったのです。

これまでは、国や自治体が何とかしてくれるだろうという発想が強く、住人も行政におんぶにだっこのような状態になっていました。国や自治体に依存してしまい、自分たちで動いて何かをしようなどとは誰も思わなかったのです。それが、バブル崩壊後からのここ20年程は、国や自治体の財政の厳しさや少子高齢化や人口減少による地方経済の衰退化を住人たちが理解するようになってきたのです。

そのような中、勇気ある若者中心にまちづくりを自分たちの手で始めるものが現れるようになってきたのです。人によっては、自分が『まちづくり』など大層なことを始めるつもりは無かった人もいます。『まちづくり』というよりも、何か新しことを初めなくてはならないという危機感の方が大きかった人がほとんどなのです。しかし、それがきっかけに小さな渦の流れが起きると、そこから少しづつ地域の仲間が加わるようになり、最後には住人の半分近くが参加するようになり、それが『まちづくり』と呼ばれるようになるのです。住人だけではありません。途中で自治体側も協力するようになります。実績が上がり、知名度が上がってくると国も協力するようになります。このようにして、初めは数人からスタートした動きが、周りをどんどん巻き込むようになり、最後には本当の『まちづくり』として成功していくわけなのです。

これは、何度も言いますが、自分たちのことは自分たちの手でなんとかしなくてはならないという自立した精神が必要なのです。自治体が何とかしてくれるだろう、そのうち誰かが何とかしてくれるだろう、という考え方では上手くいくことはありません。まちづくりにだけではなく、これはすべてにおいていえることです。まずは、自分が動く、まずは、自分で考えてやってみる。失敗したら他の方法を考えてみる。他のやり方を研究してみる。他で成功した方法を調べて真似をしてみる。誰かに相談する。成功者にアドバイスを求める。など、自立した人間は、主体的に自ら動いていく人間なのです。そのような人間が、まちづくりには必要なのです。

エネルギー溢れた自立した人間が、頑張っていると周りがそのうちに協力するようになるのです。今までは諦めていた人たちも、目が覚めるようになるのです。どうせやったって無理さ、所詮数人の住人がどうにかできるレベルの問題ではない、と諦めていた人も協力ぐらいはしてくれるようになるのです。それが、徐々にうまくいき始めると、協力ではなく、自ら考えて動くようになるのです。こうして、自立した人間がどんどん増えていくのです。上手くいき始めると、やっていた人たちも誇りを持つようになります。その誇りがまた、人にエネルギーを与えてくれるのです。エネルギーが溢れ活気が出てくると、また人が大勢集まってくるのです。『まちづくり』の渦や流れがどんどん加速していくのです。

自立した人間が多くなった自治体のまちづくりは必ず成功します。自治体もそのような住人を歓迎してくれます。今までは、自分たちに文句や陳情しか言わなかった住人たちが、自ら動いてくれることが嬉しいのです。自治体側もいやいやではなく、本気で協力してくれるようになります。

このようにして、住人と自治体が完全に一体化してタッグを組むようになると更にまちづくりは成功します。

ここまでくると、『理想の町』『理想の自治体』はあと少しです。

本日は以上です。続きは明日また説明します。

本日もありがとうございました。