まちづくりの成功 主体性と交流

まちづくりの成功 主体性と交流

おはようございます。『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』のサイト運営管理責任者の味方良太郎です。

昨日までは、『理想の町』と『理想の街』の違いの説明をしてきました。また、時代と共に『街づくり』という表現から『町づくり』や『まちづくり』に言葉や内容も変化してきたことも説明しました。最後には、まちづくりにおいて成功のカギは、『外とのつながりや交流に目を向けているかどうか?』という話もしました。

続きを話したいと思います。

自治体や住民が、理想の自治体や理想の町を目指しているかどうかに限らず、現状の閉塞感や危機感からまちづくりを開始します。多くの地方自治体が、人口減少や少子高齢化による産業の衰退化や労働力不足、税収の減少や次世代の継承問題等に悩まされいます。これらの問題を解決する為に、まちづくりが始めるのですが、誰が主体になるのかが非常に大切になってきます。今までで言えば、自治体側が主体となって行うのですが、最近では、住民主体から始まるものが多く、そのうちに自治体も巻き込んで、自治体と住民の協力体制のもとまちづくりを進めていくパターンが多くなってきています。

閉鎖的で小さい自治体ほど、住民の声が反映されることが多いのですが、これはいいことばかりではありあません。地域住民のエゴが絡んでくると、町全体を良くしていくのではなく、いかに自分たちが得するような行政になるかを考えるようになるからです。特に村では地権者と呼ばれる、昔からの地主が権力を持っている場合が少なくありません。まちづくりと言っても、自分たち数名が損しないような政策を支持する傾向があります。

自治体側も昔からいる住民の意見を反映させようとするために、どうしても考え方が内に向かっていってしまうのです。また、地元の古い人たちの意見は、どうしても昔の古き良き時代に戻りたいという考えになりがちになります。その結果、昔のような活気のある商店街を作り直そう、地元の産業を復活させようとなるのです。しかし、昨日も説明しましたが、この流れのまちづくりが上手くいくことはありません。地元の古い人たちの考え方が主体となり、昔に回帰するまちづくりは失敗します。

まちづくりの成功事例を見てみると、ほとんどが新しい考え方を持ってきた人たちが主体となっていることです。例えば、他の自治体から引っ越してきた住人たちの数人のグループから始まったり、他所から来たNPO団体が始めたり、地元の人でも、若手のグループだったりするのです。

若手や外から来た人たちは、地元の古き良き時代に戻ろうという考えはありません。外との関係性を求めています。外部との交流を求めています。自分たちが住む自治体や町が活性化する方法を考えると、どうしても他の自治体や全国の人との交流や繋がりを意識するようになるのです。地元だけが活性化するのではなく、外界と共に活性化するという思考になるのです。

また、他所から来た人たちがまちづくりに成功させることが出来るのは、他所からの発想からあるからです。地元だけに長年住んでいる人たちは、自分たちが住む地域の良さや悪さを理解できないようになってしまうです。毎日が当たり前の暮らしなので、全国にPRすることが何なのかがわからないのです。それが、よそ者には良く分かるのです。何がいいことで全国にPRできる内容なのか?反対に何がこの地域の発展を妨げている原因なのか?が理解できます。

また、初めのきっかけはよそ者の動きだったとしても、地元の人の協力がなければまちづくりは成功しません。地元の人でも理解力のある人や、このままではいけないと考えている人たちが徐々に協力してくれるようになるのです。

その活動がどんどんうまくいってくると、みんなも成功の輪に加わりたくなり、最終的には地元の半分以上がまちづくりに参加することになり自治体や国も協力するようになるのです。初めから、一致団結して、まちづくりが始まる例はまずありません。

また、まちづくりが成功してくると、成功が成功を呼ぶようになります。人も外部の自治体からどんどん集まり、全国から注目されるようになり、注目されるから人がさらに集まる。人が集まるから、住民や自治体の人も地元に誇りを持てるようになり、サービスも良くなり地域が更に活性化していくのです。

この相乗効果が始まると、外部からか地元からか分かりませんが、『理想の町』や『理想の自治体』や『理想のまちづくり』なる発想がでてくるようになるのです。この話は明日詳しく説明します。

本日をまとめますと、まちづくりが成功するには、まちづくりを始める主体性のある人は誰か?そして、地元だけのことを考えているのではなく、どのようにして外部との交流を活発化していくのか?の2点にあるのです。

それでは、まちづくりが成功してきたあとはどうなるのでしょうか?

続きは明日説明します。本日もありがとうございました。