理想の町づくり 消えゆくものを守ること?

理想の町づくり

こんにちは。『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』のサイト運営管理責任者の味方良太郎です。

昨日までは、日本平和になるためには、日本が自立社会を確立する必要があることを説明してきました。

本日は、日本の自治体が理想の町を創るにはどうすればいいのかを説明していきたいと思います。

昨日も説明しましたが、理想のまちには、理想の町と理想の街があることを言いました。理想の街と言うと、まちの中でも駅周辺や商店街などの発展している場所を中心に、買い物施設や、大きな病院、金融機関の建造物や公園や道路などの街並みを指す場合がほとんどです。また、電車やバスなどの交通機関まで含まれることもあります。

それに対して、理想の町と言うと、まち全体を指す場合が多く、一つの自治体が管理する行政区域全体を指し、建物や交通機関以外にも行政のサービスや地域コミュニティなどの人間関係や山や川や海などの自然環境、地場産業や仕事環境、文化や芸術の振興まで幅広く含まれます。

多くの自治体が、地域活性化の為のまちづくりに真剣に取り組んでいるのですが、目指すは理想の自治体であり、理想の町なのです。高度経済成長時代の時は、まちづくりと言うと、街づくりが中心であり、土建会社が駅中心に開発事業を進めるものがほとんどでした。いわゆる箱物づくりのハード面を中心に街づくりを進めていったのです。開発事業はお金を多く必要としますが、街並みの見た目が大きく変わることから、街づくりとしてのインパクトがあり、行政側としては仕事をした充実感があるのです。

その考え方が、バブル以降大きく見直されるようになり、ハード面だけでなくソフト面でも、まちづくりをしていこうと言う方向になっていきました。また、使われる言葉も『街づくり』から『町づくり』や『まちづくり』になっていったのです。最近では、一番柔らかい感じのする『まちづくり』が主流になってきています。

自治体が目指す、理想のまちづくりが『街づくり』から『町づくり』や『まちづくり』に変化していったことはいいのですが、どこも中々上手くいっていないようです。これまでは建設会社などに箱物を依頼すれば良かったのですが、ソフト面のまちづくりとなると、範囲が広すぎてノウハウがどこも確立されていないからです。駅前や商店街だけではなく、町全体に変化をもたらす『まちづくり』は想像以上に難しいようです。

しかし、あれから30年近くがたち、ノウハウもある程度あるはずなので、なぜうまくいかないのでしょうか?

それは、自治体が目指す理想の自治体や、理想の町、理想の町づくりなるものが、時代にあっていないからなのです。

何でもそうですが、進化や発展していくには、時代の変化に対応する必要があります。恐竜が滅びたように、ガラパゴス携帯からスマホの時代が来たように、時代の流れにあったものが生き残り、時代の流れに合わないものは衰退していき、消えていくのです。

自治体の理想の町づくりや理想の自治体づくりが上手くいかないのは、消えゆくものをそのまま守ろうとすることなのです。

地域再生や商店街復活などの考え方が正にそうです。昔は上手くいったからという理由で、消滅していくものを蘇らせようと考えるのです。しかし、その考え方ではほぼ上手くいかないでしょう。消えゆく流れのものを復活させるには、時間と労力が掛かりすぎて成功することはまずありません。消えゆくものに力を与えるのではなく、新しく芽生えそうなものに力を入れるのです。

本日は以上です。続きはまた明日説明します。

ありがとうございました。