経済的自立が出来ない理由 お金の知識が無い

経済的自立が出来ない理由 お金の知識が無い

おはようございます。『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』のサイト運営管理責任者の味方良太郎です。

昨日までは、日本がより良く平和になっていくためには、自立社会が確立されなければいけないことを説明してきました。また、自立には『経済的自立』『生活的自立』『精神的自立』の3つがあることもいいました。

また、経済的自立の説明では、日本人が40歳前後から厳しくなる理由として①少子高齢化②晩婚化③企業が社員を囲む戦略④企業の多様化と能力の多様化⑤学習・訓練⑥お金の知識⑦贅沢化⑧住宅ローンの8つがあることを言いました。

昨日までは①少子高齢化②晩婚化③企業が社員を囲む戦略④企業の多様化と能力の多様化⑤学習・訓練の5つを説明しましたので、本日はそれ以降を説明します。

⑥お金の知識 日本人はお金の知識がほとんどない人が大半です。このことが、経済的自立が出来なくなる大きな理由にもなっています。お金と労働の関係を考えますと、多くの人が下記のような発想しかありません。

労働でお金を稼ぐ→稼いだ分を使う→残った分を貯める

如何でしょうか?しかし、このような発想方法では豊かになることはありません。経済的自立も難しいです。

それでは、なぜ多くの日本人がこのような発想しか出来ないのでしょうか?理由は日本の歴史に関係してきます。日本は江戸時代~戦前までは多くが農家でした。7割ぐらいが農家だったのです。貨幣経済は遥か昔から日本にもありましたが、農家の考え方は今の貨幣経済とはかなりかけ離れています。農家の考え方は、自分たちの食べる分は自分たちで作り、余った作物を売って現金化して、作物以外のものを購入する、という考え方です。都会で生活している人にとっては、信じられないような世界ですが、今でも田舎の農家はこのような発想を持っている者が少なからずいます。つまり、農家の人にとっては自分たちの食べる分は困らない、しかし、現金も必要な時代なので、いざという時の為にお金を貯めておくという考え方なのです。

家長制度の為、農家を引き継ぐことができるのは長男のみです。そこで次男と三男は都会で働くことになります。戦後、集団就職で都会で働く労働者の多くが、田舎の農家の次男三男達でした。これらの若い労働者が勤労に励んだことと、好景気になるための多くの要素が重なって、日本は高度経済成長を迎えることになります。行動経済成長時代の人たちは、働けば働くほど稼げる時代でした。また、この時代は一つの会社に勤めたら定年まで一生働く事が通常だったために、生活が非常に安定していました。更に、退職金も多くもらえる時代であって、その上、年金も約束されていました。景気も右肩上がりの為、給料も毎年上がりましたし、年齢と共に昇給も約束されていました。

高度経済成長時代を生きた団塊の世代やその上の年代の人たちのが、『労働でお金を稼ぐ→稼いだ分を使う→余った分を貯める』という発想を築いてきたのです。この時代はこの発想でも問題がなかったのです。なぜなら、先ほども言いましたが、生活が安定しているうえに、生涯の収入が確保されていたからです。

しかし、バブル崩壊以降はこの考え方では上手くいかなくなりました。そのことを理解していない人がなんと多い事でしょうか?今でも高度経済成長時代の発想である『労働でお金を稼ぐ→稼いだ分を使う→余った分を貯める』に終始している人がほとんどです。それでも『余った分を貯める』だけまだマシです。余らない人も沢山いますし、余った分を使ってしまう人も大勢います。当然これでは経済的自立が上手くいくわけがありません。

日本の教育にお金の教育はありません。簿記や経済学や商売の学問はあっても、お金の教育はありません。最近では、大学でそのような授業を扱うところが少しは出ているようですが、まだほとんどないのが現状です。今の社会でお金の存在は非常に大切なものです。お金の扱い方は子供の頃から学んでおくべきです。子供の頃、学んでいない者は大人になって苦労します。大人になって気づいて学びだした人はまだいいのですが、大人になっても学ぼうとしない人が大勢います。

お金の知識が無い事で、経済的自立が出来ない人が世の中どんどん増えています。学ぶことに遅い事はありません。今からでもお金の勉強を始めてみては如何でしょうか?

本日は以上です。明日は⑦の贅沢化の説明をしたいと思います。

本日もどうもありがとうございました。