経済的自立が出来ない理由 大人が勉強しない

経済的自立が出来ない理由 大人が勉強しない

おはようございます。『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』のサイト運営管理責任者の味方良太郎です。

昨日までは、日本がより良く平和になっていくためには、自立社会が確立されなければいけないことを説明してきました。また、自立には『経済的自立』『生活的自立』『精神的自立』の3つがあることもいいました。

また、経済的自立の説明では、日本人が40歳前後から厳しくなる理由として①少子高齢化②晩婚化③企業が社員を囲む戦略④企業の多様化と能力の多様化⑤学習・訓練⑥お金の知識⑦贅沢化⑧住宅ローンの8つがあることを言いました。

昨日までは①少子高齢化②晩婚化③企業が社員を囲む戦略④企業の多様化と能力の多様化の4つを説明しましたので、本日はそれ以降を説明します。

昨日の続きになりますが、労働力の流動化を妨げている日本の風習や文化や職業訓練の考え方に問題があると言いました。また、日本人の学習や学歴の考え方に問題があるとも説明しました。

労働力の流動化を妨げている原因は、昨日まで説明してきましたように、企業が社員を囲い込む風習や文化があるという事。転職は良くないことで、一カ所に留まることが善とされる日本の文化があるという事。40歳以上になると転職が難しくなる事があります。また、社員の教育訓練や学習や学歴などの考え方も大きな原因になっています。

本日は⑤学習・訓練について話したいと思います。

まず、学歴の話をしたいと思います。日本はバブル経済崩壊までの時代は学歴社会でした。学歴がいい方が、良い企業に勤めることが出来ました。学歴がいい方が、給料や待遇がいい企業に勤めることが出来たのです。また、高度経済成長時代では、一度勤めたら同じ会社に生涯務めることが普通の考え方だったので、学生時代に一生懸命に勉強して、いい大学に入って、少しでもいい企業に勤めることが目標とされてきたのです。

しかし、バブル崩壊以降は状況が変わりました。同じ企業に生涯務める考え方も依然として残ってはいますが、キャリアを積むために転職する人や、より待遇のいい企業に途中で転職する人なども多くなりました。また、IT化によって、以前に比べて副業や起業が簡単に出来るようになりました。お金も簡単に稼げるようになったので、企業に縛られない人も多くなったのです。成功している人の多くが、高学歴ではなくなったので、以前に比べて学歴を重視する見方が薄れてきました。

それでも、学生の間ではまだまだ世の中を理解していない若者が多いので、勉強を一生懸命に頑張ります。そして、少しでもいい企業に入ろうとする考え方はあまり変わりません。いろいろな可能性があるのも少しは理解するようになってきてはいますが、多くの学生はとりあえずは良い企業に就職しようとします。

そこで、企業は新入社員を戦力にするために、教育をします。高度経済成長時代の時は、好景気の為、ゆっくり丁寧に社員教育をしてくれました。教える担当者側にも余裕がありました。また、一旦勤めたら40年前後働くのが通常な為、しっかり教える企業が多かったのです。しかし、バブル崩壊以後は、企業に余裕もないので、どこも即戦力を求めています。新入社員をゆっくり丁寧に教育している余裕はありません。昔は専門の教育門担当者がいたものですが、今では自分の職務をやりながら同時に教育担当もやるので、教える側にも余裕がありません。また、最近の学生は厳しいとすぐに会社を辞めてしまいます。企業側もそれを理解しているので、『どうせゆっくり丁寧に教えてもすぐに辞めてしまうから』という気持ちなので、時間を掛けて教育することをしません。

このようにして、社員を企業の財産として育てることをする会社が少なくなり、消耗品のごとく利用する会社が増えたのです。

また、今までは大学まで勉強すれば、あとは入社してほとんど勉強もせずとも仕事を対応することが可能な時代でした。モノやサービスを作れば売れる時代だったからです。しかし、今は違います。頭を使わないければ売れない時代になりました。また、時代の流れが速いので、どんどん新しい事を学ぶ必要性が出てきたのです。

そこで、教育に力を入れてる企業と本人任せにしている企業とに大きな力の差が出てくるようになったのです。当然、個人間でもそうです。自分個人で仕事中にも一生懸命学んで、帰ってからも休みの日もどんどん新しい事を勉強する人と、言われたことだけをただやる人の間には大きな力の差が生まれるようになったのです。

この学習・教育・訓練の違いが、将来に大きな違いを生みます。多くの企業や人がこの学習・教育・訓練に力を入れていません。一番大切な部分に力を入れていないのです。この学習や訓練に力を入れていない理由としては、企業にそのような余裕がないという事と、学習や訓練は学生までに終わらせておくべきだという企業(社長)の考え方と、学習や訓練などしなくても一生懸命にやれば上手くいくという昔の考え方(好景気時代の考え方)が残っているなどの理由があります。

若い頃は、若いというだけで労働力として企業に求められていますが、40歳前後から転職できない理湯は、学習や訓練をしてこなかったことにもあります。昨日の説明では、企業の多様化が能力の多様化を生み出すことによって、能力が専門化して他の企業に転職が出来ないことを言いました。しかし、個人でしっかり学習や訓練をしてきたものには、全く問題がなく転職できるのです。今の会社だけに役に立つ能力ではなく、広く多くの場で役に立つ能力を学習して身に着けておけば、転職も出来ますし、給料も思いのままです。

40歳前後から経済的自立が厳しく成る理由の一つはここにあります。学生の頃は一生懸命に勉強しても、就職してから20年間も勉強しないのです。就職してからの20年間を勉強してきたものと勉強してこないものとの差は大きいです。

経済的自立が出来ていない人の多くは、この学習や教育に関係があります。学生の時に勉強をしてこなかった人もいますが、それよりも大人になって勉強していない人間の多くが、経済的につまづくのです。

本日は以上です。明日は⑥お金の知識の説明をします。

本日もどうもありがとうございました。