経済的自立と日本の問題点との関係

経済的自立と日本の問題点との関係

おはようございます。『田舎暮らし・理想の町どっとこむ』のサイト運営管理責任者の味方良太郎です。

昨日までは、日本がより良く平和になっていくためには、自立社会が確立されなければいけないことを説明してきました。また、自立には『経済的自立』『生活的自立』『精神的自立』の3つがあることもいいました。

また、昨日は『経済的自立』に関して説明しました。ケーススタディとして、一般の日本人サラリーマンを例にして解説しました。就職して、結婚して、マンションを購入して、子供が生まれて、40歳前後で一気に経済的自立が厳しくなるという内容です。

それでは、なぜ、このようなことになってしまうのでしょうか?

理由は沢山あるのですが、主に下記の8つに絞って説明します。

日本人が40歳前後から経済的自立が厳しく成る理由

①少子高齢化②晩婚化③企業が社員を囲む戦略④企業の多様化と能力の多様化⑤学習・訓練⑥お金の知識⑦贅沢化⑧住宅ローン

①少子高齢化②晩婚化

少子高齢化によって、その名の通り、若者が少なく年配者が増えました。会社内の平均年齢はどんどん上がっていると思います。2007年~2009年に掛けて団塊の世代が退職したので、少しは社内の平均年齢は下がったかもしれませんが、それでも、若者が少ない状態は変わりません。また、そのあとは団塊ジュニアである40代が会社の中心になってきていると思います。50代は団塊の世代と団塊ジュニアの間に生まれた世代で、少な目ではありますが、それでも30代以下の若者よりは多いです。

さて、高度経済成長時代は、人口構造が少子高齢化ではなかったため、長く働けば上のポストが空いていたので、誰でも最終的には部長クラスになれる時代でした。また、景気の下支えもあったので、会社も順調に売り上げを伸ばし、希望がありました。企業が潰れる心配はほとんどなく、安定して給料も50歳ぐらいまでは上がっていったものなのです。

また、この頃は、男女共に25歳前後で結婚する人が多かったので、自分が45歳を過ぎたあたりで子育てが終了していました。一番お金のかかる子供の大学生の時期に、一番稼ぐ部長職になっている為、問題なく生活が出来たのです。まさに時代の歯車がすべてマッチしていました。しかし、今はこの時代の歯車がかみ合っていないため、多くの問題が起きているのです。

今は、少子高齢化の為に、上が詰まっているために、ポストが空いていません。その為に、ごく限られた能力のある人だけが役職を獲得出来るようになったのです。能力制度と呼ばれる事もありますが、人口構造上、能力制度にせざるを得なくなったのです。当然、行動経済成長の時代のように、右肩上がりの給料にはなっていきません。景気も良くない上に、人口構造上、社内競争が激しくなったのです。その為20代~30代は人口が少ないために、頑張れば係長や課長ぐらいまでスムーズに昇進と昇給を重ねることができても、40代以降は努力だけではなかなか上に上がれません。

また、最近は晩婚化も進んでいます。男女ともに30歳前後の結婚が多くなりました。40歳前後で初婚と言う人も少なくありません。晩婚化が進むと、子育ても当然後ろ倒しになってきます。50代~60代になってやっと、子育てから解放される人生設計になります。一番お金のかかる子供の大学の時には、自分は50代~60代になり、給料も少なくなっているか、定年を迎えているのです。それ以前に、少子高齢化と晩婚化が同時に進んで行くと、子供を産むことに躊躇するようになります。30代~40代で結婚して、今後昇進や昇給が期待できないとなると、子育てが厳しくなってくると予想されるからです。また、晩婚化は女性の体的にも妊娠が出来づらい体になってきます。それが一層少子化を招くことになります。また、もし子供を産んだとしても、生活が一気に厳しくなり、経済的に破綻してしまい、経済的自立が不可能になる場合が起こるのです。

本日は、以上です。続きは明日説明します。

本日もありがとうございました。